突然ですが、みなさんは「大学生活」と聞いて、どのようなことを思い浮かべますか?
人生でたった 1 度きりの大学生活、どうせなら後悔のないように過ごしたいと誰もが思うのではないでしょうか。
大学生活と言うと「バイト、サークル、飲み会…」の3拍子を想起する人が多いと思いますが、わたしの知り合いには、その範疇を超えてとんでもなくアクティブな大学生活を送ってきている大学4年の女の子(インタビュー当時)がいるんです。紹介させてください。
インタビュイー紹介
![]()
原田桃香(はらだ ももか)1995年三重県生まれ。金沢大学 人間社会学域 法学類4年(インタビュー当時)。大学では未経験でチアリーディング部に入部し、現在も現役として絶賛活動中。大学2年次に短期語学留学に参加したり、大学3年次に自分の就職活動と並行しながら海外ビジネス武者修行プログラムに参加するなど、多岐にわたって活動。現在は、株式会社旅武者で営業インターンをしつつ、高校生向けのイベントを企画したり、NPOの立ち上げに関わったりと、東奔西走中。
2018年度より、医療系の某ベンチャー企業に就業予定。
「今目の前にあることを全力で楽しむ」がモットー。
彼女(以下:ももちゃん)が4年間で尽力してきたことはたくさんありますが、主に3軸あります。図示してみました。
今回はインタビューを通して、ももちゃんが各々の活動に懸けていた想いを掘り下げつつ、彼女が考える「後悔のない大学生活を送るための秘訣」について明らかにしていきます。


あ、そうそう、みなさん、あくまでわたしの大学生活は一例です。
こんな大学生もおるんや~ぐらいの気持ちで、興味を持って読んでいただけたら嬉しいです!
目次
ワクワクすることを追求しつづけた4年間
① 未経験から始めたチアリーディング部

高校の時もチアをやっていたとか?



確かに未経験者であることは不安だったけど、それ以上にチア部に対する憧れやワクワク感が大きくて、きっと今やらないという選択をしたら後悔するんだろうなって思ったから、入部を決めたよ。

チア部に入って良かったな~って思うことがあれば聞かせてほしいな。

- チアに全力で打ち込む過程で、信頼や切磋琢磨し合える仲間ができたこと
- チアを通して、社会人としても必要な力や素養を身につけることができたこと
ざっくり言うとこの2点を学べたことが良かったかな!


それって、チアだけじゃなくて社会人になってから組織の中で働くうえでも大切なことだと思う。

この点も、仕事を進めていくうえで欠かせないスタンスだと思う。「PDCAを回す」ってよく言うでしょ?
信頼しあえる仲間と共に、失敗を繰り返しながら日々全力で取り組む過程は、ももちゃんにとってすごく充実した時間で、大きな学びを得る機会になったのだそうです。
② 就職活動と並行して、武者修行に参加

わたしは大3の春休みは、毎日就活のイベントや選考の予定が入ってた週もあったよ。
だからこの武者修行に行くって、相当困難な決断だったんじゃないの?

きっかけは、先輩に誘ってもらって武者修行の説明会に参加したことだったんだ。
説明会で過去の参加者の声を聞いたり、プログラムの詳細を説明してもらって、直感で「え、めっちゃ面白そうやん!」って思った。
自分が参加する姿を想像すると心からワクワクして、この気持ちが冷める前に行きたいって強く思ったから、行くことに決めたよ。

自分の就活との兼ね合いに関しては、悩んだりしなかったの?

それまでは、武者修行に参加することで就活に支障が出たらどうしよう?ってマイナス観点ばかりで考えてた。
でも、悩んでるだけじゃ解決しないから、それならもう行くと決めてしまったうえで、「じゃあ、どうしたらいいかに就活と両立できるか?」って具体的な解決策を考えることにしたんだ。視点というか考え方を変えた。
「できない理由より、できる理由を考えよう」って言葉があるけど、まさにこのこと。
「今挑戦したい」という素直な自分の思いを、就活の忙しさを理由に犠牲にしない選択をしたそうです。




- 様々な人との出会い
- ビジネススキルを現場で体感したこと
- 自分が「在りたい姿」を再確認できた
主な収穫はこの3つかな!
でも、各々について話し出すと止まらなくなるから、今回はこのへんで割愛するね。

③ 現在 ―株式会社旅武者でインターンをしつつ、様々な課外活動に参画中―


チアもまだ現役として活動してるし、あとが株式会社旅武者(武者修行プログラムの運営会社)でインターンをしたり、有志と100人規模のイベントを企画したりしてる。
毎日忙しいけど、全部自分がやりたいことだからめっちゃ楽しい!

旅武者のインターンのこと、詳しく聞きたいな。


わたしの周りの人が生き生きしていることがわたしにとっての「幸せ」の1つだし、関わった人に前向きな影響を与えたいと思っているから、それを実現させることができた瞬間は、本当にやっててよかった~って思うよ。
あと、金沢統括としてインターン生のマネジメントをしたり人事部を創設したりもしてた!

目の前のやりたいことにとことん貪欲になることって、日々の生活で充実感や幸福度を味わうために大事なことだなって思ったよ。
「後悔は1つも無い」と笑顔で語る理由


そして社会人として働くこともすごくワクワクしてる!


- 自分がやってみたいと思ったことを、とことん全力で臨むこと。
- 自分の直感に素直に従うこと。

何事においても言えることだと思うけど、「がむしゃら」とか「全力」で取り組むことで、よりその物事が好きになったり、あるいは成功に近づいたりすると思っていて。そうすることで得られる充実感ってより高いと思う。
チア部の練習はしんどいことの方が多かったし、就活とインターンを並行している時も色々悩んで辛かったけど、それでも後から振り返って楽しかったって言えるのは、きっと1つ1つに熱中していたからかな。
ももちゃんの言葉に通ずるものとして、実業家の堀江貴文さんの言葉が思い浮かびました。彼は、自著『ゼロ』において、仕事や勉強において大切なのは、「努力」ではなく「ハマる」ことだと言っています。
歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。なにもかも忘れるくらいに没頭すること。それさえできれば、英語の丸暗記だって楽しくなってくる。
「努力」と聞くと、心身を労してまで耐え抜くというイメージがありますが、まず「ハマる」までとことんやり込むことで、その物事が好きになるのです。そうなると、好きなことの中に内包されている困難なことすら楽しいと思えるようになるはず。
ももちゃんが「しんどい時もあったけど振り返ってみると充実した時間だった」と笑顔で語る理由が分かった気がします。

何か新しいこと挑戦するときって、「上手く行かなかったらどうしよう?」とか「今これをやったらどうなるんだろう?」とか、先々の展望や不安ばかり考えてしまいがちだと思う。
でも、そういう不安要素の1つ1つって、実際に動いてみないことにはどうなるか分からない場合が多かったりするから、動き出しもしないで悩んでいる時間ってすごく勿体ないんだよね。
だから、少なからず自分自身がやりたいって思ってることがあったら、「まずやってみる」スタンスを大事にしてるよ。

それこそさっき言った「できる理由」を考えようとするし、例え上手く行かなかったとしても、その経験から学ぶことは少なからずあるはずだからそれを次に生かせばいいと思うし、挑戦せずに終わるよりもよっぽどカッコイイと思う。

大学卒業と同時にNPOの立ち上げ。

実は、大学を卒業するにあたって、先月2月22日に『D-flat』というNPOを立ち上げました!
“D-flat” はflatな視点で世の中を見て、人・組織をdesignするデザイナー集団です。一人一人の価値観や生き方を大切にし、それぞれの人や組織が内に秘める理想を実現するために”flat”な視点で、プロセスを”design(=設計)”していきます。
私たちは主に2つの課題を一緒に解決します。
①学生相談事業
生き方、考え方、就活、チームづくり、組織開発に関するあらゆる課題
②学生団体コンサルティング事業
学生団体などの学生の組織する団体やそれをマネジメントする人材に関する課題
特にこんな人にオススメ!
■将来や就活に対して漠然とした不安がある
■自分の本当の気持ちを見つけたい
■マネジメントがうまくいかない
■組織を活性化させたい
人と組織に関わることならどんなことでも構いません。
私たちがやりたくて活動しているので相談料は無料です。学生のマネジメントやファシリテーション経験の豊富な信頼のおけるメンターが揃っていますのでお気軽にご連絡ください!


上記オススメに少しでも該当する人や、小さなことでもいいので相談してみたい人は、ぜひ上のボタンをお気軽にタッチしてみてくださいね!
おわりに。
「『今この瞬間、自分がやりたいこと』に没頭してきたからこそ、後悔することは全くない」と語ってくれた彼女の笑顔がとても印象的でした。
大学生の特権のひとつって、能動的に時間を作り出さなくても自由な時間が多いことだと思うんです。「大学生は人生の夏休み」という言葉もありますよね。
ありあまるほどの多くの時間をアルバイトに注いで、好きなものを買いまくるというのも、確かに幸せかもしれません。
しかし、お金を稼ぐことは社会人になってからもできますが、その時々しかできない経験を逃したら、人生で二度と取り戻すことはできません。
考え方は様々ですが、彼女のように、大学生である今だからこそできることや自分の興味が持てることに力を注いで、様々な価値観や経験を得るということも、幸せの定義の1つであると言えるのではないでしょうか。
ぜひこちらも読んでみてくださいね。
・医学部志望から心理学部へ転身。大学という枠を超えて様々なことに挑戦中の大学1年生の実態に迫る!
・【後悔のない進路選択を】内定辞退して起業することを決めた大学生の本音に迫る!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ともちん
最新記事 by ともちん (全て見る)
- 【近況報告】個人でイベント開催します! - 2019年1月8日
- 【地方学生必見】東京就活の費用はいくらかかる?内訳を赤裸々に語る! - 2018年7月1日
- 企業からスカウトが来る!逆求人サイトに今すぐ登録して内定にぐっと近づこう。 - 2018年6月17日