医学部志望から心理学部へ転身。大学という枠を超えて様々なことに挑戦中の大学1年生の実態に迫る！

よろしくお願いします！

• もうすぐ大学生になる人

• 現役大学生の人

• 何か新しいことを始めたいけど、なかなか一歩踏み出せなくて悩んでいる人
  
  少しでも上記の人たちの参考になったら、幸いです。
  

実は、当時は推薦で大学を受験しようと思っていて、「海外留学が受験の面接のネタになるかもしれないから、行ってみない？」と先生に勧められたことがきっかけでした。

でも、わたしは語学留学にはあまり興味を持てませんでした。
自分でいろいろ調べていくうちに、NPO法人CFFという団体が斡旋している海外ボランティアのプログラムを見つけたんです。面白そうだと思ったので、参加することを決めました！

それが、めちゃくちゃ行って良かったと思っているんですよ！受験のためかどうかとか関係なく！

正解のない問いについて模索したり、自分の考えを言葉にして発言したりする場があったことです。

高校では先生の授業を一方的に受けるばかりだったので、こうやって主体的に学ぶ場は、当時の自分にとっては本当に新鮮で、でもとても居心地が良かったです。

岡山県の田舎町ににいる限りはなかなか出会えないような人と出会ったり、見たことがなかった海外の環境や文化を目の当たりにして、自分の世界観がぐっと広がりました。

本当にそう思います！

いえ、直接的には活きていません。というのも、実はわたし浪人していたんです。
ずっと医者になりたいと思っていたので、現役の時は医学部を推薦受験していたのですが、浪人したときは心理系の学部を一般受験しました。

浪人生だった時に、自分の周りには同じような医者志望の浪人生がたくさんいました。
そこで「医者になりたい人ってこんなにいるんだ…」と目の当たりにしたと同時に、「じゃあ自分は医者として何がしたいんだろう？」とか「自分が埋もれてしまうのではないか？」ということを考えるようになりました。

こういう自分の中にある違和感に気づいてから、両親にも相談しました。

両親にはずっと「医者になりたい」と言ってきたので、突然こんなことを打ち明けたら悪く思われるのではないかという不安もありましたが、そんな心配は無用でした。

その時、母が言ってくれた一言が忘れられません。

「わたしは、あなたが医者になることを望んでいるわけではないの。
あなた自身がやりたいと思ったことをやって、生きてほしいと思っている。
自分の人生なんだから、周りの反応とか気にしなくていいのよ。」って。

そうなんです。
そして、心理を勉強したいと思った理由は「自分が好きで得意なこと」を伸ばしたいと思ったからです。

確かに医者という職業への憧れは強かったけど、そこに至るまでの過程に全くワクワクしないし、やり抜く覚悟はないなと浪人生活を通して実感したんです。
憧ればかりが先行して、いろんなことを無理してやっていていたのかも。

それよりも、わたしは昔から人と話すことがすごく好きだったな～ってことに気づいたんです。
特に、マイナスな気持ちを抱いていた人が前向きになっていく過程に寄り添っている時に、ある種の生きがいを感じます。

自分の特性的に向いていて、かつ自分が好きなことを極める方が、自分自身も幸せなんじゃないかなって今では思っています。

大学生になってからのこの1年間、本当に充実していました！
自分の行動範囲や知識や価値観を⑴「広げること」と⑵「深めること」の両方をできた1年だったと思います。

この1年間で、大学や学部を越えた繋がりをたくさん持てました。気になった学生交流イベントや就活イベントに参加したり、社会人の人とお話させていただく機会を持てたことがよかったです。

自ら行動を起こしたことで、何かしらに打ち込んでいる活動的な大学生と出会うこともできて、日々刺激を受けています。

「知らない」ということほど怖いことはないと思っているからです。

こう思うようになった原体験は、やっぱり高2の時に海外ボランティアに参加したことなんですよね。
参加を決意をしたことで、現地に行って、決してそれまでは知りえなかったことを知れたり、かけがえのない出会いがあったんです。

自分で動かない限り、知りえないことはたくさんあるということを体感してからは、積極的に行動できるようになりました。

そうですよね！今後も様々な場所に赴いて、いろんな人の生き方や考え方を知って自分の糧にしていきたいと思いっています。

ここでいう深めるっていうのは「自分がやりたいことをとことん突き詰める」という意味です。
具体的には、高校の時にもお世話になったNPO法人CFFで、大1の6月からスタッフとして活動しています。

主に、支部のSNSを運用したり、プログラムの参加希望者に向けた説明会を運営しています。

説明会でわたし自身の経験を話したり、ツアーに行くかどうか参加を迷っている子と面談する機会があるんですよ。

その時に、わたしの経験談や言葉によってその子が前向きな気持ちになったり、ツアーへの参加を決めてくれる瞬間があって、それがすごく嬉しいですし、やりがいを感じています。

そうなんですよね。
わたしの周りには、「海外に行ってみたい」とか「新しいことに挑戦したい」と思っているものの、勇気が出なかったり後回しにしてしまったりで、実際に行動に起こせていない人が多くいます。

何事においても言えることだと思うのですが、最初の一歩さえ踏み出せれば、その次の二歩目や三歩目って、想像以上にすんなり踏み出すことができます。
だからこそわたしは、みんなが一歩目を踏み出せるように背中を押してあげられる人になりたいと思っています。CFFのスタッフとしても、これから心理学を勉強していく身としても。

こちらこそありがとうございました！これからも、自分の好奇心に素直に行動し続けます！