正直あれはないよね。
このように、
「だけど…」
「でも…」
「それでも…」 といった逆説の接続詞をことばの冒頭にぶち込んで、
ことあるごとに何でもかんでも否定してくる人と遭遇したことはありませんか?
わたしたちが現代社会で生きていくうえで、人と関わらずして生きていくことは難しいです。
様々な人間関係を築いていく必要がある中で、「何を言っても否定してくる人」との付き合い方に悩まされている人は、少なからずいるのではないでしょうか。
何でもかんでも否定してくる人には、何も話したくなくなっちゃうし、できることならもう関わりたくなくなりますよね。
でも、そういう人に限って、仕事なり、バイトなり、サークルなり、今後どうしても顔を合わせなければならないときって絶対あるものです。
今後も関わることが不可避だからこそ、関係に亀裂が入ったり気まずくなるのは、できれば避けたいですよね。
悩ましいものです。
今回は、なんでもかんでも否定する人の心理や、その人と上手く付き合っていく方法について考えてみました。
【何でもかんでも否定する人】の心理とは?
どうして、彼ら彼女は、何でもかんでも否定してしまうのしょうか。
彼ら彼女らの心理について分析してみたところ、【4つ】のタイプに分かれるのではないかと気づきました。
それぞれのタイプについて、会話の例も踏まえて、以下で詳しく書いていきますね。
① 相手に嫉妬している。
恋愛なり仕事なり学校生活なりで、
自分と他人を比較して、「他人に負けている」「他人が羨ましい」と思った時に、人は嫉妬の念をいだくものです。
嫉妬すること自体は、決して悪いことではありません。
しかし、「相手を否定する」というかたちで嫉妬の感情を外に現してしまうと、相手を傷つけることになりかねません。
② 相手のことが嫌い。
【Bくんとの会話】
でも短期だとあまり英語喋れるようにならないっていうし、時間とお金がもったいないんじゃない?
【他の人との会話】
いいチャレンジだね!応援してるからね!
このタイプは、相手のことが嫌いだから、相手が何を言おうと受け容れたくないと思っている。
例え、相手の考えが自分と同じであっても、否定します。
上の留学の例がそうです。
Bくんことが気にくわないから否定してるだけで、嫌いじゃない他人には態度変える。
嫌いな相手の言動について否定することで、相手を落ち込ませたいとも思っているんです。
③ 偏見・先入観が強い。
それに、ベンチャー企業は福利厚生が整ってないからよくないよ。産休もろくに取れないよ。
そうじゃないところも今ではたくさんあるのに…
このタイプの人は、物事を一方向からしか見ておらず、狭くて小さな価値観・世界観の中で生きていることが多いです。
ゆえに、自分と異なる考えを受け容れることがむずかしい。
「嫌いだから」とか「わざと」とかではなく、無意識的に相手のことを否定してしまっているのです。
④ 自分に自信をつけたい。
【会議中】
何だか上位の立場になった気分だぜ!
このタイプの人は、ふだん自分に対する自信が低いという人が多いです。
そして「相手の欠点を見つけて否定すること=優秀であること」だと思っているため、
あらゆる物ごとを否定することで、優越感を得たり、自尊心を保とうとします。
否定する人との、上手な付き合い方。
では、このような人たちと何とかして上手く付き合っていくために、一体どんな考え方や対策が必要なのでしょうか。
①軽く受け流す
「ふ~ん」という感じで軽いリアクションをすることが大切です。
それ以上大きく愚痴話や否定の話が発展することを避けられるからです。
「こいつは何を言っても気にしないタイプだ」
「こいつは否定や愚痴には食いついてこないタイプだ」
と相手に思わせましょう。
②さりげなく話題を変えて、全く関係ない話をする。
例えばこのような感じ。
とにかく、これ以上今の話を広げさせないために、それとなく話題を変えてみましょう。
関わりは必要最低限にしよう。相手に合わせなくてもいい。
自分が関わっていて良い思いをしない人とは、無理をしてまで深い付き合いはしようとしなくていいんです。
必要最低限、浅くでいいんです。
「話を聞かないのは、相手に申し訳ないから」といって自分が思ってもいないのに相手に同調したりすると、
相手は余計にあなたに話をしてきます。
「本当は嫌だけど、無理矢理り相手に合わせる」って、結局相手のなすがまま思うがままですよね。
「相手に合わせない、自分の考えや思いを貫くこと」って確かにとっても勇気がいることだとおもうけど、
合わせて我慢するほうが、長期的にみて自分自身がしんどい思いばかりすると思うんです。
ほんのすこしの勇気を出すことで、楽になれるものです。
おわりに。
ここまでいろいろと綴ってきましたが、
人間関係に完璧なんて無いんです。
嫌な思いを我慢してまで、「何でもかんでも否定する人」にムリして合わせなくてもいい。
そういう人とは必要最低限の関りを保って、むしろ自分が本当に大切にしたい人との密な関りを保つほうが、
自分自身にとってしあわせかもしれない。
そんなお話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ともちん
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