どうもこんにちは、ともちん(@tomatomo766)です。
前回、体育会の就活生に向けて、
「体育会の学生だからと言って、就活が有利になるという保証は一切ない」
ということ記事を書きました。
(記事はこちら: 【体育会の学生は就活で有利って本当?】体育会出身のわたしが答えます。)
この記事を読んで、
って思っているそこの体育会学生のあなた。
安心してください。
対策さえすれば、体育会の部活で頑張っていたという経験は、就活の時の良きアピールポイントの1つになります。
以下で詳しく書いていきますね。
まず伝えたいこと
恐らく、一般的な大学生は、
何となくサークル、 何となくバイト、 何となく遊ぶ、 何となく楽しい~
…という感じで、特定の目的を持つことなく「何となく」過ごしている人が多いと思うんです。
別にそれが悪いことだって言ってるわけではないのですが。
こういったマジョリティーに対して、マイノリティーである体育会学生は、
部活動を通して、「大学時代に何か1つのことに向けて全力で取り組む」という経験をしています。
何か1つのことに全力投球するという経験は、何ものにも代え難い『素敵な経験』であると言えます。
02. 『素敵な経験』を、就活で有利に生かすための3つの方法
☝以下、この2本立てで説明していきます。
01. 体育会の学生の多くが持っている『素敵な経験』とは?
01-1 目標達成するために、試行錯誤しながら全力で努力してきた経験。
多くの部活では、「次の大会で優勝する!」「タイムを○秒切れるようになる!」といった、個人もしくはチームの明確な目標を立てますよね。
目標を立てたら、その目標を達成するために、いつまでにどれぐらい練習しなければいけないのか…と緻密な練習計画を立てます。
そして、現状と理想のギャップを埋めるためにひたすら練習に明け暮れます。
その過程は決して楽なものではなく、時にはスランプもあったはずです。
それでもあなたは、自分の弱い心と闘いながらも、目標に向かって一心に突き進み続けてきたはず。
努力するその過程で培われた忍耐力や向上心は、部活を頑張った人ならではの糧になります。
01-2 「部活」という結束力の高い組織の中で、組織マネジメントを学んできた点。
組織としての在り方っていう観点で「サークル」と「部活」を比較すると、両者は全く異なるものです。
サークルって、とりわけ組織の方向性とか定めていないし、決まり事とかも全然ないです。
でもそれに対して部活は、
・目標や理念(=部としての在り方や方向性)を掲げていて、それに共感するメンバーが集まっている
・1人1人が組織をより良くするための役割を担っており、その裁量がサークルと比べて大きい
・チームとしてどれだけ成長したか、どれだけ結果を残したかなど、”過程よりも結果”が求められる
このような、部活ならではの組織の在り方は、「会社」という組織の在り方と非常に近しいです。
ってことを、以下でしっかり説明していきます。
02. 『素敵な経験』を、就活で有利に生かすための3つの対策
02-1 「経験から学んだこと」を言語化する
就活で採用担当者の心に刺さるような自己PRをするためには、
「部活を頑張ってきたという事実のみ述べる」
→ 「頑張った経験から、自分は何を学んだのか」
ということをしっかり話せるようにしておきましょう。
例えば、
彼ら彼女らのPRは、
↓
☝こうすると、より説得力が増します。
このように、自分が経験したことについて、
その過程で、自分はどんなことを感じたのか/どんなことを学ぶことができたのか
ということを言語化できると尚良いです。
02-2 「学んだこと」を今後の自分の人生においてどう活かしていきたいのか ということを整理する
説得力の高いアピールをするためには、
上記02-1で書いたことに加えて、
自分が部活を通して学んだこと・得たことを、社会に出てどのように活かしたいのか?
ということを言語化できるようにしましょう。
例えば、
↓
だから、社会に出たら、”個人が幸せに働ける組織づくり”を学べる会社に行きたい!
こういった具合に繋げて考えるとよいです。
02-3 社会のことを知る。
上記2つのことは、主に「自分のこと」を言語化するという趣旨でしたが、
最後の3つ目は、「社会のこと」を知っておくべきだよっていうことです。
「社会のこと」というのは、具体的にかつ簡単にまとめると3つ。
- 社会情勢
- 業界事情
- 会社のこと
体育会の学生にありがちなのが、
部活の練習に明け暮れているため、就活が始まるまでほとんど社会のことや就活の基礎的な情報を収集する機会がないということです。
ましてや体育会の部活は、サークルなどに比べて少数精鋭的な組織であるぶん、
色んな人とかかわる機会は少なくなるので、閉ざされた環境にあるとも言えます。
練習の合間を縫ってインターンやセミナーに参加したり、就活に詳しい先輩や知人に話を聞いたりするなど、
とにかく外の世界の情報収集する時間を作るとよいです。
まとめ
ここまで長々と書いてきましたが、
体育会の学生は、部活を通して何物にも代え難い経験をたくさんしてきているんです。
その経験を就活でも活かすためには、
- 「経験から学んだこと」を言語化する
- 「学んだこと」を今後の自分の人生においてどう活かしていきたいのか ということを整理する
- 社会のことを知る。
☝これらの対策をしっかりすることが大切です。
就活は、あなたの社会人としての人生をより良くするための、大切な第一歩です。
部活の練習で結果が出なくて苦しんだ日々、それでも歯を喰いしばって努力し続けた日々を思い出して、
「自分の人生」についても、時にはじっくり悩んで、より良いと思えるものを追求し続けていけるはずです。
体育会のみなさん、頑張りましょうね。
元体育会のわたしも、ヘビーにがんばりますよ。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
ともちん
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