【19卒・20卒向け】自己分析とは?就活で自己分析をする意味や手順を解説。


 
 

「就職活動の第一歩として、自己分析は大切だ」ということを耳にしたことがある人は、少なからずいると思います。

しかし、以下のような疑問や悩みは多くの就活生にとって共通なのではないでしょうか。
 
 

就活生
「自分のことを分析する」ってそもそもどういうこと?

どうして分析する必要があるの? どうやって分析するの?

 

18卒として就活を経験したわたしも、最初は自己分析として何をしていいのか分からず、不安だらけでした。

今回は「自己分析の概要ついて理解すること」「自己分析をする目的」の2つのテーマについて綴っていきます。

これから就活のスタートダッシュを切る方すでに就活を進めているものの「自己分析」のやり方がよくわからないという方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

「自己分析」とは自分の価値観や特性を理解すること。

 

自己分析とは、すばり一言でいうと「自分自身の価値観や特性を知ること」です。

ここで言う「価値観や特性」とは「過去の原体験に基づいて形成される、現在の自分自身の行動基準や物事に対する考え方」のこと。
 
 
自己『分析』と聞くと、固くてとっつきにくいイメージを抱きがちですが、「分析しなきゃ」というよりは「自分のこと認識しておくことが大切なんだな~」ぐらいの心持ちで望むといいですよ。

下記の手順を踏むことで、自分の「価値観や特性」を認識できるようになります。

 

 

まずは、自分の原体験を探るところから。

 
まず、これまでの自分の人生の出来事を振り返る過程で「過去→現在」の繋がりを考えていきます。

例を挙げてみましょう。

 

就活生
 幼少期からスポーツをやっており、常に競争環境に身を置いてきた(過去)

→相当な負けず嫌いで、ライバルがいるとさらに頑張れる(現在)」

就活生
「両親が転勤族のため、何度も転校を繰り返していた(過去)

→新しい環境に飛び込むことに抵抗がなく、初見の人とでもすぐに打ち解け合える(現在)」

 
 
ここで注目すべきは、現在の自分の価値観や性格が形成されるにあたって、必ず過去の原体験が紐づいているということ。

このように「過去の出来事・自分が身を置いていた環境が、現在の自分の価値観や特性が構築されるにあたって、どのように作用しているのか」ということを言語化するイメージです。
 
 
 
 

自己分析とは、「過去→現在→未来」の繋がりを考えること。

 
繰り返しになりますが、自己分析とは過去の原体験に基づいて形成される、現在の自分自身の行動基準や物事に対する考え方を自己認識する作業です。

もっと簡単に言うと、過去・現在・未来のつながりを読み解くということ。

 

 

 
自分の現在の価値観って、過去の経験によって形成されているものです。過去の経験や現在の価値観は、未来の自分のありたい姿にも繋がります。

例えば、負けず嫌いで、切磋琢磨しあえる仲間がいるとよりモチベーションが上がるという人は、常に勝負を意識出来る実力主義の環境に身を置くことで、モチベーションや充実度をより高く保ちうると言えます。

 

 

 

就活で自己分析をする目的とは?大切と言われる理由は?

 

ここまでで、自己分析の概要についてざっくり説明しました。
 

就活生
自己分析とは、自分の過去の原体験、現在、そして未来の繋がりを読み解く作業なんだね。
でも、一体なんのためにこの作業をするのか分からないよ。

ともちん
就活で自己分析をする目的は、主に2つ。
以下で説明していきます。

 
 
 
 

01. 自己分析を通して、就活で自分が納得できる意思決定をするため。

 

就活生
「納得できる選択」ってどういうこと?
ともちん
他人の目や世間体を気にした選択ではなく、自分の意思で決断できているか」ってことだよ。
 
 

・周りの人にすごいと思われることのみが目的となっている選択(Ex. 親に認めてもらいたいから大手企業行こう)

・何でもいいから、「何となく」決めよいうという選択(Ex. 何となく銀行、何となく商社)

☞ 他人や世間にベクトルが向いている選択

 

・自分のやりたいことができる会社や業界に行くという選択

・在りたい自分で在れる環境に行くという選択

☞ 自分自身にベクトルが向いている選択

 

大学受験までの選択においては、「偏差値の高低」という一律の判断基準が設けられていましたが、就活では「こうであれば正解だ」という明確な判断基準は存在しません。
 
 
だからこそ、

  • 他人や世間にとってではなく、自分にとって良い選択か?
  • 自分自身が納得できるか?

と、自分自身にベクトルを向けて、自分で判断基準を生み出す必要があるのです。

この判断基準を生み出すために、自分の 過去・現在・未来 の価値観の推移を自己認識するところからはじめる必要があります。

 

 

02. 選考で、説得力の高い自己PRをするため。

 
納得できる就活をするために、ESや面接といった選考の過程は、避けて通れない関門です。

ESや面接で、ほとんどの場合に聞かれるとっても過言ではないのが、「自己PR」「学生時代に力を入れて取り組んだこと」です。
 
 
例えば自己PRとして、

就活生
私は負けず嫌いな人間です」
と一言で述べるだけでは、選考での説得力はほぼ皆無。
 
 
この就活生の自己PRだと
面接官
どうしてそう言えるの?あなたが負けず嫌いであることを証明できる過去のエピソードは何?
と、面接官に疑問を抱かれてしまうからです。

 

自己PRに説得力を持たせるためには、自分がPRしたいことの根拠として、過去の具体的なエピソードを自分の言葉で話せるようにしておくことが必要です。

それゆえ、自分の特性を何となく認識できている人でも、それが実際に現れた過去の原体験を説明できるようにしておくべく、具体的なエピソードまで立ち返って人生の棚卸し作業をしておくことが大切なのです。
 
 
 
 

おわりに。

 
今回ここまでで、自己分析の概要・目的や重要性の2点について、説明しました。

就活で志望企業の内定をゲットするためのみならず、自分自身が納得して働きつづけるためにも、常に自分の価値観や特性やWillを認識しておくことが大切です。

 


本記事が、就活を控えている方にとって、少しでも参考になっていれば嬉しいです。

次記事では、就活の自己分析の具体的なやり方について、徹底解説していきます。
ぜひ、実際に手を動かして作業しながら、自分自身と対話して自己理解を深めていってくださいね。

 
この記事の続きは、こちらです。ぜひ目を通していってくださいね。
【テンプレート付き】モチベーショングラを使った自己分析のやり方を徹底解説

 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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ともちん

都内のベンチャー企業で働いている社会人1年目女子です。 就職活動・大学生活・人生哲学を中心に、書きたいことを書きたいままに綴る雑記ブログを運営中。 時に悩みながらも、自分らしく前進していく人生の過程すべてをコンテンツ化しています。

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