でも、周りの目線や動向に左右されて、いまいち熱中できない自分がいるんだよね。
勉強、部活、課外活動、と何かしら頑張りたいことに向けて取り組んでいる大学生はすごい。素直に応援したくなる。
どんなに小さなことだとしても、何かに挑戦しようとしていること自体を誇りに思っていいと思うんです。
でも、
「自分が頑張りたいと思っていること」に対して、なぜかいつも不完全燃焼だったり、途中でどうしてもやる気が出なくなってしまうことで、モヤモヤしている人って、少なからずいるのではないでしょうか。
自分が今いる環境を一度見つめなおしてみてもいいんじゃないかな?
ここでいう「環境」っていうのは、家族、友人知人、バイト先の人、大学の学部、サークルといった、 あなたをとりまく全ての人間関係や場所のことだと思ってください。
人は、無意識に周りの影響を受けている。
「環境への順応力」は人間の本能の1つです。
よって、人によって程度は違えど、わたしたちは良くも悪くも自分の身の回りの環境に影響を受けやすいものです。
いつも頑張っている人に囲まれていると、「みんなめっちゃ頑張ってるから、自分も負けてられない。頑張ろう。」と刺激を受けたり前向きな気持ちになりやすい。
周りにいる人の情報感度も比較的高めなことが多いので、自分にとって有益な情報が入ってきやすいことも事実です。
逆に、毎日何となくテキトーに生きてる人に囲まれていたら、例えどれだけ自分の意思が強くても「まあいいか」とどうしても怠惰になりがち。
周りからも「なんでそこまでして頑張るの?」と悲観的に思われることも少なくない。一歩踏み出せていない人ほど、何かに挑戦してる他人に嫉妬して、否定しがちですから。
それに、よく「環境のせいにするな」っていう戒めの言葉も聞くよ。
確かに、そういう考え方もあるかもしれません。
でも、わたしたちの心は思ってるよりも強くない。
誰にだって、どうしても上手くいかなくて落ち込む時があると思うんです。
そんなときに、同じ理念や目標に向けて一緒に頑張れる仲間に囲まれていたほうが、励まし合えたり、また頑張ろうとより強く思えるじゃないですか。
せっかく挑戦したい気持ちや強い意思をもっているのに、自分がいる環境のせいで気づかぬうちに消耗してるってすごくもったいないことです。
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「壺の中では火は燃えぬ」
壺の中で火を燃やすことができないように、人は狭い窮屈な所では何もできない。十分な働きをするには、それにふさわしい環境や場所が必要だというたとえ。
引用:故事ことわざの辞典
今のあなたの居場所や人間関係が、あなたにとって最適なものではないからこそ、目の前の物事に対して100%の情熱を注げられないんじゃないんです。
でもそのかわり、環境を自ら選んだり、環境を創り出したりすることを、自分でやっていく必要がある。
何も行動を起こさずして「頑張れない」と嘆くのは、いちばんよくない。
① 環境を選ぶ
「自分が大切にしたい価値観や考え方が整っている環境」を自ら選ぶことが大切です。
その基準が自分の中で明確になったら、今いる環境から抜け出して、今までとは違う新たな環境に身を投じてみて。
そのためには、いつも同じ人とばかり接するんじゃなくて、積極的に外の世界に出てみるといいですよ。
いろんな人と会っていろんな価値観に触れることができる。
そのたびに「自分は〇〇についてどう感じた?」と内省してみて。
「行動」と「内省」を繰り返すことで、自分が大切にしたい価値観に少しずつ気づくことができます。
わたしも一時期、少しでも気になったセミナーに参加したり、いろんな人に会いに行っては、自分のあり方を考えたことがあった。
そうすることで、先入観が排されたり、今まで知らなかった自分の内面に気づいていきました。
「この考え方に共感できる!」とか「この人たちと何か頑張りたい!」って思えた環境に飛び込んでみた。
そしたらやっぱり楽しかったし、頑張っている人たちからたくさん刺激をもらうこともできた。
社会人と比べたら大学生は圧倒的に環境を選ぶことに対して自由が利くし、「この環境は合わない」って思ったらすぐ変えることもできる。
チャンスが多い今のうちにいろんな環境に飛び込んでみて、「自分に合う」と心から思える場所や人間関係を構築しておくことが大切です。。
② 環境を創り出す
「僕/わたしは、〇〇がやってみたい!」
「実は、□□に興味があるんです!」
どんなに小さなことでもいいから、野望を口に出してみると、それに共感してくれる人やアドバイスをくれる人が現れて、自分のやりたいことを実現させる可能性が広がります。
例えばクラウドファンディングやPolcaって、まさにこのためにある。「やりたい」と声にすることで応援してくれる人が集う環境を創ることができるんです。
中には、「やりたいことは分からないけど、何かしら頑張りたい」って思っている人もいると思う。
そういう人は「今こんなことで悩んでいます」っていう悩みを発信してみてもいいんじゃないかな。
等身大の自分の想いを発信している人ほど、その想いに共感して、応援してくれる人と繋がることができる。
わたしも、SNS上でよく悩みや葛藤も含めた「自分の思い」を発信しています。
たくさんの人に「この人のこと応援したい」って思われる人になることがわたしの野望だ。
親近感わいて、つい見守りたくなって、つい何かしてあげたいと思ってもらえる人になりたい。
何言ってんだって感じかもしれないけど。正直に思ってること。
深夜だからつぶやく。— ともちん@ 女子大生ブロガー (@tomatomo766) 2017年12月11日
そうなるために、自分が今やりたいと思うことを全力でやるんだ。
わたしは全然器用じゃないから悩むことも多いんだけど、それでも少しずつ前進していく過程を発信していきたい。
オフラインでもオンラインでも。わたしが姿で語っていくことが、誰かしらにとってプラスのきっかけになるといいな。
— ともちん@ 女子大生ブロガー (@tomatomo766) 2017年12月11日
わたしはこのように、Twitterで自分の思いを発信を続けていくうちに、同じ大学生や、ブログ仲間さんとのつながりが少しづつ増えてきて、応援してくださる人と出会うことができています。
まさにデジタルネイティブ世代の恩恵。この繋がりのおかげで、「わたしも頑張ろう」といつも勇気づけられている。
オンラインでもオフラインでもいいので、自分の野望や悩みを言語化して発信してみてください。きっと自分にとってより良い環境創りにつながります。
さいごに。
人は思っている以上に、自分の周りの環境に左右されがち。
自分が「今何を大切にしたいのか」を理解した上で、自分に適した環境に身を投じることが大切です。
行動を起こすことは、たしかに勇気がいることかもしれない。
でも、もやもやした気持ちを抱えたまま何も行動せずにいたら、今の状況は何も変わりません。
少しでも今の居場所や人間関係に違和感を感じているのであれば、「環境を選ぶ」ことや「環境を創り出す」ことを実践してみると、視野が少しずつ広がってくると思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
ともちん
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現役の大学生である
ともちんさんが
書かれた記事ということで
熟読させていただきました
私も大学1年の歳に当たります
特別支援学校を卒業し作業所で
仕事を始めましたが
私自身 退屈で人生に悲観的になったり
成功欲求もあり
地元に帰ってきました
私はこれから仕事を探す予定です
私が取り組もうとしている方向性に
確信が持てました
勇気づけていただきありがとうございました