このページにたどり着いたあなたは、東京での就活を考えている地方大学生の方かと思います。
わたし自身は18卒で、石川県の大学に通っていたのですが、就活の拠点はほとんど東京でした。
数えてみたところ、約半年の間に20往復もしていました。
ピーク時は週1で東京に通っていたほどです。
交通費や宿泊費やカフェ代など、東京で就活するのは何かとお金がかかるものです。
- 東京就活でかかった費用とその内訳
- 今から東京就活のために備えておくべきこと
今回は上記の2点について、わたし自身の東京就活の経験を踏まえて、徹底解説していきます。
目次
東京就活の費用内訳と総額は、ズバリいくら?
交通費
東京就活の費用の内訳において、かなり大きな割合を閉めるのが交通費です。
大手企業の選考では往復交通費を出してくれるところもありますが、わたしはベンチャー中心に受けていたので、交通費はほとんど自己負担でした。以下がおおよその交通費の総額です。
- 高速バス: 平均3,000円×40回(20往復)=120,000円
新幹線で優雅に行きたい気持ちとは裏腹に、お金がなかったので、交通費補助が出ない時は夜行バスで耐え忍びました。
夜行バスを予約する際に、わたしは「WILLER TRAVEL(ウィラートラベル)」というサイトを愛用していました。WILLER TRAVELに登録するメリットは以下3点です。
- 路線ごとに、最安値を表示してくれる
- 予約の確認や変更まで、全てオンラインで済ませることができる
- 安値のわりにバスのシートが快適なので、移動の疲れが軽減できる
本選考で忙しい時期になると、上京する度にいちいちネットで検索して安いバスを探すのは、かなり面倒です。
わたしは、このサイトをブックマークしていつでもすぐ予約できるようにしておいたので、毎度かなり手軽かつお得にバスを予約することができて、かなり便利でしたよ。
宿泊費
交通費と同様に、宿泊費も結構大きな出費でした。
わたしの場合は、凡そ合計80,000円かかりました。平均1泊3,000円の計算になります。
最初は東京に友人宅に泊めてもらうこともあったのですが、何泊も連続で泊めてもらうのは申し訳なかったので、途中からはカプセルホテルや就活シェアハウスを利用していました。
「東京の宿泊費はかなり高い」「毎回安い宿泊場所を探すのは大変」と心配に思う人は多いと思います。
しかし実際には、東京には就活生に特化した宿泊サービスや、想像以上に安く泊まれる宿泊場が多くあります。
詳しくは、後日に別記事で書いていきますね。
食費
わたしは、選考の合間にカフェで就活ノートやESを書いたり、就活仲間との飲み会をしたりと、何かと食費がかかりました。
・カフェ代:およそ15,000円
・食事や飲み代:およそ50,000円
食費を少しでも節約したい地方就活生にとって、登録マストなサービスがあります。「ニクリーチ」というサービスで、登録するメリットは以下3点です。
- プロフィールを登録しておけば、後は待っているだけで企業からスカウトが届く。
- 食費の節約になるだけでなく、企業とのコネクションも作れる
- お肉を食べながら、採用担当者と打ち解けた雰囲気で話せる
ニクリーチは、学歴関係なし・もちろんタダで登録することができます。ぜひここから登録して活用してみてくださいね。
その他備品(スーツや就活対策本など)
・スーツ/カバン/靴 :40,000円
・履歴書:1,000円
・SPI対策本:1,500円
スーツやカバンは高額ですが、社会人になっても使えるので、今の時期に買っておいて損はありません。
しかし、例えばSPI対策本は、就活の短期間のうちしか使わないので買うのが億劫だと思う人もいるかと思います。
参考までに、わたしはSPI対策本は1冊だけ買って、あとは「就活ノート」という無料サービスを使ってWebテスト対策をしていました。
「就活ノート」の特徴
- Webテストの問題と回答を見ることができる
- どんなレベルの問題がでるのか事前に把握して、テストの傾向を掴める
☝︎このように、実際のWebテストを想定した問題とその回答を見ることができます。
もちろん無料で登録できるので、ぜひ就活ノートを登録して活用してみてください。
東京就活の費用総額は…?
ここまでで、交通費・宿泊費・飲食費・その他備品費の4項目ごとの内訳を説明してきました。
そのまとめとして以下では、気になる東京就活の費用総額をみてみましょう。
・交通費:120,000
・宿泊費:80,000円
・飲食費:65,000円
・その他備品:42,500円
=> 総計: 307,500円
衝撃の額だよね…自分でも改めてまとめてみて、びっくりした!
ちなみに参考までに、株式会社サポーターズの調査によると、全国の地方就活生の平均就活費用は19万円相当であるそうです。
わたしは比較的東京に行く頻度が多かったので、他の地方就活生と比べて、より高額な費用がかかったんですよね。
この記事を読んでくだっている関西や中国・四国地方や九州の方の中には、飛行機代など加味して、きっとわたし以上に費用がかかる人もいると思います。
貯金や情報収拾が大切。今から東京就活に向けて準備をしよう。
ここまでで、地方就活生の1サンプルとして、わたしが東京就活でかかった費用とその内訳について説明しました。
何はともあれ、東京で就活するには、それなりに多額のお金がかかります。
そのため、できるだけ早くから節約や貯金といった準備をしておくことをおすすめします。
わたしは、大学2年生の後半くらいから、少しずつ就活に向けてお金を貯めていました。
また、就活が本格化すると東京に行く頻度が増えるため、シフトを入れることができる日数がどうしても減ってしまいます。
そのため、シフトを一定期間入れなくても良いような、就活に協力的なスタンスであるバイト先を見つけておくことをおすすめします。
東京就活を経験した社会人に、話を聞いてみる
そして何より、わたしが早い時期から東京就活に向けての準備を始めることができた理由は、
すでに就活を経験済みの社会人の先輩との繋がりをもつことで、就活やキャリアの有益な情報を入手することができたからです。
わたしは社会人の知り合いがあまりいなかったので、OB・OG訪問サービスを使って、社会人との繋がりをつくるようにしていました。
中でも特に「ビズリーチ・キャンパス」という大学別OB訪問サイトでは、同じ大学出身の先輩と繋がることができます。
そのため、地方の大学にいながらどのように就活の戦略を立てていたのかということを、ぜひ聞いてみて参考にしてみてほしいです。
さらにこのサイトは、今後のキャリアについての悩みや不安がある大学生が対象になっているので、就活生ではない大学1年生・大学2年生でも気軽に利用することができる点がおすすめです。
おわりに: 東京就活は、今から要準備。
ここまでで、東京就活でかかった費用と今から準備しておくべきことについて、リアルな目線で綴ってきました。
もちろん人によって差はあれど、地方の学生が本気で東京就活をしようと思ったら、それなりに多額の費用が必要になってくるということは事実です。
今回紹介した諸々の就活サービスを、以下ですべてまとめてみました。
就活は情報戦、情報を知ったうえで、いかに自分に合ったサービスを使いこなせるかどうかが大切です。
少しでも就活費用を節約するために、まず上から順に登録してみて、自分に合うものを取捨選択して使い込んでいってくださいね。
◾️WILLER TRAVEL(ウィラートラベル)
=> 安くて快適なシートの夜行バス・高速バスを予約することができる
◾️ニクリーチ
=> 食費を節約できる上に、企業の採用担当と話ができる
◾️就活ノート
=> Webテストの問題と回答を無料で見れて、本番の予行練習になる
◾️ビズリーチ・キャンパス
=> 就活を経験したOB・OGに、相談に乗ってもらえる
納得のいく東京就活になりますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ともちん
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