ブログを始めたばかりだと特に、文章を書くことやアイデア出しに、地味に時間をかけてしまいますよね。わたしも初期の頃は、1記事書くのに何日もかかっていました。
しかし試行錯誤を繰り返した結果、マインドマップでアイデアや構成を整理しながら記事を書くという方法が、かなり効率的だということに気づきました。
- 短時間で効率よくブログを書けるようになりたい
- ブログを書いている途中で、結局何を伝えたかったのか分からなくなることがある
- ブログを書き終えてから全体を眺めると、読みづらい構成になっていることが多い
上記に当てはまる方、ぜひ最後までお付き合いください。
今回は、マインドマップを使ったブログ記事のアイデア出しや思考整理の方法について、具体例や図解を使って、徹底的に説明していきます。
目次
マインドマップとは? 定義や用途について解説。
そもそも「マインドマップ」って何?
マインドマップとは、脳内で自然に行われている思考のプロセスを「見える化」するためのツールです。
マインドマップは、思考整理やアウトプットをスムーズにするための一手段にすぎないため、マップを書くこと自体が目的ではありません。
マインドマップは、講義でメモをとる時、自分の考えをまとめる時、タスク管理、などなど様々な場面において有効的です。
マインドマップの活用術についてさらに詳しく知りたい方は、以下の2冊の本が特におすすめです。
今回は「ブログのアイデア出しをする・構成を考える」という目的にフォーカスして、マインドマップの使い方を説明していきますね。
無料ソフト『Xmind』を使って、マインドマップを作ってみよう
マインドマップを作る時にわたしがいつも愛用していソフトは、「Xmind」という無料ソフトです。
有料版も存在しますが、「とりあえずブログを書く時に使えたらいい」という人は無料版でも充分事足ります。
「Xmind」は、Windows・Mac・Iphoneアプリに対応しています。
Android対応だと「SimleMind」がおすすめです。
ダウンロードして試しに使ってみてください。
✔マインドマップ ソフト
✔マインドマップ アプリ
以下ではこのXmindを実際に使いながら、マインドマップの使い方を説明していきます。
【具体的な方法】マインドマップを使って記事を書こう
ここから、ブログを書く時にどのようにマインドマップを使っていけばいいのかということを説明してきます。
ブログに関するマインドマップを書くときは、「テーマ」「見出し」「要素」の3点に分けると考えやすいです。
ここでは便宜的に、各ワードを以下のように定義することとします。
今後の説明で使っていくので、だいたいの意味を把握しておいてくださいね。
- テーマ:その記事で最も伝えたい内容を、一言でまとめた言葉
- 見出し:テーマから連想される、より具体的な言葉
- 要素:見出しから連想される、より具体的な言葉 / 見出しに対する理由や説明
参考までに、3者の関係性は以下のようになります。
【解説】マインドマップを使って記事の構成を考えよう
①記事のテーマを真ん中に書く
まず、今回の記事で最も伝えたいことをマップの真ん中に記入していきます。シンプルな言葉で構いません。
Xmindのソフトを開くと、以下のような画面がデフォルトとして現れます。
「中心トピック」と書いてある部分をダブルクリックすると、枠内に記入できるようになります。
「shiftキー+enterキー」で枠内改行できます。
例えば、「ブログが気になっている大学生に向けて記事を書きたい」という場合は、以下のようにテーマを記入していきます。
②見出しを複数挙げていく
ここでは、テーマから連想されるワードやアイデアを複数挙げていきます。
思いつくものを全て書き終えたらいったん手を止めて、内容に漏れや被りがないかをチェックしましょう。
ここまでの完成形イメージはこんな感じです。
見出しに「読者のニーズを考慮したキーワード」を入れておくことで、アクセスアップに繋がります。
「ニーズを把握してキーワードを決めることの大切さ」について、後日に別記事で執筆しますね。
③要素を書き出す
続いて、②で挙げた見出しから連想されるワードや、見出しに対する理由、さらに詳しい説明などを、どんどん書いていきます。
下の写真の例にあるように、深掘りしていきましょう。
この時、要素をスムーズに書き出していくためのポイントが3つあります。
⑴ 考えすぎず、思いつくままに書く
悩みすぎず、思いついたことはなるべくスピーディーに書いていきましょう。ここでは、頭の中でイメージしたことが正確かどうかを考える必要はありません。
ブレインストーミング(以下:ブレスト)では、内容の正確さや妥当性よりもとにかくたくさんのアイデアを出すことが大切です。
始めから完璧を求めようとせず、どんどん書いてみてください。
⑵ 階層を意識する
見出しから連想される要素を考えていくときは、階層化することを意識することが大切です。
ここで言う「階層化」とは、連想されるワードのカテゴリーを段階的に小さくしていくということです。
抽象的なワードを具体的に言い換えていくというイメージです。
例えば上の例でいうと、「SEO」という言葉から連想される要素は、「キーワード選定」と「ライバルリサーチ」になっています。
しかし、もし最初から「キーワード選定」という具体的な単語を出してしまうと、その次に繋がるさらに具体的な単語が連想しにくくなります。
「抽象→具体」という流れを意識していないと、アイデア詰まりになりやすいです。
このように、ワードの抽象度合を意識しながら考えていくと、あとから見直したときに記事内で伝えたいことが整理されている状態になるのです。
⑶ 順番を意識せず書き出して、最後に全体を見直す。
ブレストしている最中は、順序やその他細かい部分を意識しすぎなくても構いません。
あとから思い浮かぶこともあるので、その都度付け加えていけばいいんです。とにかくまずはスピーディーにマップを完成させてみましょう。
書き終えてからマップ全体を見直してみて、順番を並び替えたり、新たに書き足したり、不要な情報を消したりするのが、より効率的です。
【おまけ】実際にマインドマップを使って完成させた記事はこちら
これまで、写真で例示していたマインドマップをもと書いた記事がこちらです。
マップ上に思考の流れが全て可視化されているため、いきなり文章を書き始めた時と比べて、記事の全体像を意識しながらすんなり書くことができました。
他にも、わたしが記事を書く前の思考整理として作成したマインドマップを貼っておきます。
実際にマインドマップを書くときの、参考サンプルにしてみてください。
まとめ:マインドマップを駆使して効率化を目指そう。
今回は、マインドマップを使った記事のアイデア出しや思考整理の方法について説明しました。
マインドマップを使ってブログを書くことのメリットについて、再度まとめておきます。
- 自分の思考の流れが一目でわかる
- 短い時間でアイデアを考えることができるようになる
- 常に全体像を把握したうえで、ブログの構成を考えれるようになる
マインドマップは「文章としてアウトプットする前に、思考や情報を整理する」という段階において、かなり有効的なツールです。
記事の書き方は三者三様なのでこの方法がすべての人にとってハマるかは分かりませんが、まずはソフトやアプリをダウンロードして、実際に使って試してみてくださいね。
マインドマップは、ブログ記事を書くとき以外でも使えるツワモノなので、ぜひ自分なりの活用方法を模索していってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回紹介したおすすめの本/ツールまとめ
✔マインドマップの使いこなし方が分かる!厳選おすすめ本
✔マインドマップ ソフト
✔マインドマップ アプリ
ともちん
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