好きなこと・やりたいことが分からない人へ。自分の小さな気持ちから目を逸らしていませんか?


 
 
 
「自分は好きなことが分からない」と思っている人って、結構たくさんいるように思う。

何ならちょっと前までのわたしもそうだった。「自分は好きなことが特に無い類の人間だ」と思っていた。

 

でも今は究極、好きなことがない人なんてきっといないんじゃないか、と思っている。

 

よくわからないという人は、「好き」という気持ちから無意識に目を背けているだけなんじゃないかな。

何か人に誇れるようなことじゃないと「好き」だと公言してはいけないんだと決めつけてしまっているんじゃないかな。

 

 

ずっと前からわたしは、たびたび絵や文字を書いていた。


 
今からするのは、ちょっと前までの自分の話。

 

小学生〜中学生のわたしは、暇さえあればノートに自作キャラの漫画を書いたり、短編の物語を書いたりしている子だった。

高校生になって携帯を持つようになってからは、当時流行っていたモバイルスペースやAmebaで、ブログを何個も作って自分の思いを綴っていた。

夜中までずっと携帯をいじっている程には、何かを書いたり作ったりすることにハマっていた。

 

あらためてこう振り返ってみると、自分の世界観に浸って考えたり、頭で思い浮かべたことを絵や文字などの目に見えるかたちにする作業が、わたしはずっと好きだったように思う。

 

 

自分の「好きなこと」はちっぽけで大したことないって諦めていた。

でも、わたしは周りに「好きなこと」を公言したことがあまりなかった。

「趣味は?」とか「好きなことあるの?」って周りに聞かれる度に、答えに困っていた。
高校のときのブログも、完全非公開でやってた。

 

当時のわたしは、周りの人と自分を比べて、自分の好きなことは平凡で大したことないなって、勝り劣りをつけてしまっていたんだ。

 

わたしの周りには、旅が好きで世界各地への1人旅に挑戦している人や、歌とギターが好きで1人でストリートライブに挑戦している人がいる。

彼らは、好きなことをもって何か大きなことに挑戦したり、結果を出して世間から賞賛の目を向けられてる。

 

でも、そんな彼らと比して自分は、誰にも見せることなく、いつも絵や文字を書いているだけ。

「1人旅が好きで果敢に挑戦している人」と「ずっとSNSやブログ書いてる人」だったら、
前者はおおむね賞賛の目を向かれるんだろうけど、
後者だと「また携帯触ってる」みたいな感じで揶揄されてしまうんだろうな、と思っていた。

 

「『好き』という感情を抱く対象物には、優劣があるんだ。」

「 わたしが今ちょっとハマってることなんて、全然大したことないや」と、勝手に思い込んでたんだよね。

 
 
 

 

大学の時にブログを始めて、自分の「好き」に素直になって思ったこと

ちょっと前にわたしは、ひょんなきっかけでこのブログを始めた。
自分が過去に経験したことや学んだこと、時にはどうでもいいけど書きたいって思ったことを、文字に起こしている。

 

やっぱりわたしは、書くことを通して自己表現をすることや何かを伝えることが好きなんだなって改めて気づいた。

自分の文章を読んでくださった人からメッセージをいただくこともたまにあって、その瞬間がすっごく嬉しくて、書いてて良かったなって思ったりするんだよね。

 

紆余曲折を経てわたしが今思うことは、人に誇れることかどうかとか、周りの人からどう思われるかとか、全く気にしなくてもいいじゃんかってこと。

自分が直感的に「好き」とか「楽しい」って思える対象を大切にしたらいいんじゃないかってこと。

 

 

 

自分のしあわせ度がちょっとでもあがる対象を、大切にあげて

 
きっと、好きなことがない人なんて本当はいないんじゃないかってわたしは思っている。

 

ちょっと前のわたしのように「”好き”の対象には優劣がある」って勝手に決めつけて、諦めてない?

自分の正直な気持ちから目を背けてしまっているがゆえに、盲目になっているだけなんじゃない?

「好きなことで稼ぐ」みたいなトレンドワードに翻弄されて、必要以上に身構えちゃってるだけなんじゃない?

 

どんなに小さなことでもくだらないことでもいいから、「好き」だと思う気持ちやその対象を、堂々と大切にしていったらいいよ。

 

「こんなことくだらない」って今は思っていることでも、好きな気持ちを大切にし続けることで、それがいずれ大きな何かに繋がったり、お仕事の要素の一部になったりすることもあるかもしれないからね。

 

別に誰かと比べなくてもいいし、世間に誇れるようなものでなくてもいい。

 

その対象ががあることで毎日のしあわせ度がちょっとだけ上がるとか、
気づいたらいつも考えちゃってることとか、

そんな程度の気持ちでいいから、自分で大切にしてみてほしいな。

 

 

>>何かを始めるのに大きな野心や目標なんて要らない。わたしがブログをはじめたきっかけは負の感情があったから。

>>【進路選択】親の期待の反対を突き進んできたわたしが、今思うこと。

 

 

 

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ともちん

都内のベンチャー企業で働いている社会人1年目女子です。 就職活動・大学生活・人生哲学を中心に、書きたいことを書きたいままに綴る雑記ブログを運営中。 時に悩みながらも、自分らしく前進していく人生の過程すべてをコンテンツ化しています。

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