アンチができたことで、「発信者として大切にしたいこと」に気づいた。

 

最近、「Sarahah」(サラハ)というアプリが流行っているのをご存知でしょうか。

 

匿名でメッセージを募集して受けとることができて、

メッセージを受け取った人は送信者を知ることはできないというアプリです。

 

新しいものが大好きなわたしは、
さっそくサラハをダウンロードして、思い切ってTwitter経由でメッセージを募集してみました。

 

 

このツイートをして間もないうちに、1件の質問が届きました。

 

ともちん
もうメッセージが来た!
何だろう?

 
 

さっそく見てみました。

 

 

ともちん
え…
もしかして、もしかしてだけど、
わたし、否定されてる…?

 

 

 

ついに、わたしにもアンチができた。

 


 
このコメントは恐らく、わたしが今までブログもしくはTwitterで発信してきた内容に対する反対意見なんですよね。

大した批判や誹謗中傷を受けたではありませんが、このコメントを見た瞬間、かなりショックを受けました。

これまで自分がブログやTwitterで発信してきたことについて否定されたということが、
なんだか悔しくて悲しかったんです。

 

結局その日は何も手につかずで、消耗しまくりでした。

気にしないようにしているつもりだったのに、

思った以上アンチのことをめちゃくちゃ気にしているわたしがいました。

 

 

それでも、わたしは考えました。
 
(▽ 脳内で思考のかたわれと対話中)
 
 

ともちん
このままじゃ悔しい…!
なんとかして立ち直らねば…!
 
トマみ
そうだね。
「アンチがいる」ってことが何を意味するのかについて、もっと考えてみたら?
 
ともちん
一体どういうこと?
 
トマみ
「アンチがいること」って本当に落ち込むべきことなのか?
ってことを自分で考えてみたらいいんじゃないかな。
 
 
…というわけで、

「アンチがいるということは、一体どういうことを意味するのか」

ということについて、わたしなりに考えてみました。

 

わたしと同じように、
「ネット上でアンチに出会って悩んでいる」人に届いたら嬉しいです。

 

 

アンチは不可避。『合う人・合わない人』がいるのは、当たり前。

 

世の中には千差万別の人がいますよね。

よって、物事についての価値観や考え方も多種多様です。

この世の中のすべての人が共感することができる価値観なんてないと言っても過言ではありません。

 

「あなたの言うことは、すごく共感できる」

「オマエが言ってることの意味マジで分からん」

 

「自分と価値観が合う人」と「自分と価値観が合わない人」の双方がいて、当然なのです。

 

つまり、自分の考えを発信していく過程で、アンチができるのは当たり前のことなのです。

 

アンチがいるのは、自分がホントに言いたいことを言えている証拠。

 

「ネット」のアンチだからこそ、余計に気になってしまいがち。

 

顔出しせずに匿名で使うことができるインターネットは、

リアルと比べると、自分自身の思っていることを発信しやすい場です。

ネットでは、リアルでは言えないことも自由に発信できる。

これがネットのいいところなんですよね。

でも裏返して言うと、何でも自由に言えるからこそ、批判や誹謗中傷もしやすくなるんです。

「ネット弁慶」という言葉も存在するくらいです。

 

でもでも、よく考えてみてください。

 

わたしたちは普段、友だちや恋人との付き合いでは、

「自分と価値観が合うかどうか」というモノサシで判断している人がほとんどなのではないでしょうか。

 

このことって、ブログやTwitterも同じことが言えると思うんです。

ネットという特性があるからこそ、アンチからの言葉に傷つきやすい。

でも、普段の生活と同じように、ネットでも「価値観が合う人」を大切にしていけばいいのです。

 

 

 

共感してくれる人を大切にしたらいい。

 

最近、モデル兼インフルエンサーであるゆうこす(菅本裕子さん)の本を読んだのですが、

以下の部分が、タイムリーすぎて心に刺さりました。

 

自分を攻撃してくる人に好かれようとしてもうまくいきませんし、
実はあまりメリットがありません。
それよりも、自分の好きなことに共感してくれる人に向けて発信して、仲間を増やした方が100倍いい。

引用:SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方 | ゆうこす

 

誰しも「自分と価値観が合う人もいれば、合わない人もいる」というのが事実です。

だったらもう、自分がいちばん言いたいことを、堂々と発信していけばいんじゃないかなと思うんです。

 

批判や反対意見を受けるたびに、それらに左右されて発信する内容や軸がブレるようでは、

いつまでたっても自分の価値観や考えに心から共感してくれる人は出てこないものです。

 

 

アンチを利用して、「自分の認知度」や「ファン」を増やす。

 

キングコングの西野亮廣さんは、自身の著「革命のファンファーレ」で以下のように述べています。

 

  • 議論ほどコストパフォーマンスの良い宣伝はない。
  • 後ろめたいことを1ミリもしていなければ、反対派のエネルギーほど使えるものはない。
    アンチを手放してはいけない。

引用:革命のファンファーレ 現代のお金と広告| 西野亮廣

 

世の中に、何かしらを生み出したり発信しただけでは、

それは同じような他のモノや情報に淘汰されて、世間に認知されない。

だから、自分が生み出したモノや情報をより多くの人に認知してもらうための1つの手段として、

「アンチVS共感者」で議論をさせて炎上がおこることで、より多くの人に拡散され認知されていくことを狙う。

ということを彼は述べています。

 

この本の影響を受けたこともあって、今回わたしは以下のような対応をとりました。

 

 

① アンチと向き合った。

 

反対意見に対して、「それでもわたしはこう思っていますよ」と自分の考えを述べる回答をしました。

 

 

 

②「アンチからのコメントを受けて、わたしがが思ったこと」を曝け出した。

 

 

☝このツイートを受けて、少数ではあるけど、お気に入りをしてくださる人がいたんです。

 

キンコン西野さんが言うところの、

「わたしが発信したことで議論が巻き起こって、認知度が上がった」とまではまだ言えないけど、

「わたしが発信していることに、共感してくれている人は少なからずいる。」ということを再確認できた瞬間でした。

 

「アンチをも利用する」ってこういうことなんだと実体験をもって感じました。

 

 

 

おわりに。

 

「オマエが発信していることは間違っている」というコメントを受けて、最初はすごくショックでした。

 

でも、アンチができたおかげで、今後わたしが発信者として大切にしていきたいことに改めて気づくきっかけになりました。

 

 〈 今後わたしが発信者として大切にしていきたいと思うこと 〉

  • 発信者たるもの、アンチは不可避。
    「合わない人」がいてあたりまえだから、気にしなくていい。

  • 自分が本当に言いたいことを言えているからこそ、アンチができる。
    アンチがいるってむしろ良いこと。

  • 時には「アンチを利用」していく。認知が広まるきっかけや、ファンができるきっかけになる。

 

 

アンチの存在に悩んでいる人は、

自分の価値観や考えを堂々と発信して、それに共感してくれる人を大切にしていったらいいと思います。

 

わたしが今回言われたことは、まだかわいいもんだと思うんです。

もっと尖った批判を受けている人はたくさんいるし、わたしも今後そういうことを言われるかもしれない。

そのときはまた凹むかもしれないけど、自分の想いを大切にして、ありのままをさらけ出していきます。

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

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ともちん

都内のベンチャー企業で働いている社会人1年目女子です。 就職活動・大学生活・人生哲学を中心に、書きたいことを書きたいままに綴る雑記ブログを運営中。 時に悩みながらも、自分らしく前進していく人生の過程すべてをコンテンツ化しています。

2 件のコメント

  • てかてんです。
    ともさんが、こうしたコメント一つに対しても真摯に向き合っているのが伝わる記事でしたね(*´∇`*)
    少なからず、コメントを下さった人は記事を読んでいて、そこから自分の考えを伝えようとしてくれた。これは、ファンと紙一重のような感じを受けました。
    発信する側にいる以上仕方ないことだと思う反面、こうした意見がでてくるレベルにいるというのは素晴らしいなー!と思いました。

    長文、かつ偉そうなコメント、失礼します。。

    • てかてんさん。
      コメントありがとうございます(*^^*)

      「ファンと紙一重」ということについて、本当にその通りだなと改めて思わされました。

      反対意見を述べてくれた人は、貴重な時間を、わざわざコメントする時間として割いてくれていますもんね。それだけでもありがたいなと思いました。

      全然偉そうなんかじゃないです。
      考えさせられるきっかけを与えていただき、ありがとうございます。

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