この記事にたどり着いたあなたはきっと、OB訪問に関して、以下のような疑問を持っている就活生の方かと思います。
「OB訪問って絶対行くべき? もし行かなかったら面接で不利になってしまうのだろうか?」
「自分の大学出身のOBの方が全然見つからない…どうやって探したらいいの?」
わたし自身も、就活初期の頃は「OB訪問」について右も左も分からない状態でした。
身近に社会人の知り合いが全然いませんでしたし、そもそもなんのためにOB訪問をするのかすらよく分かっていなかったんですよね。
今回は、わたし自身の経験を踏まえたうえで、
- OB訪問の意義や必要性
- OB訪問における、効果的なツールや方法について
という観点で綴っていきます。
就職活動を控えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
目次
👇本記事で紹介していくおすすめサービスはこの4つ。
「先にさくっと登録だけ済ませたい」という方は、こちらからどうぞ。
◾️ OB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」
◾️ Matchr (マッチャ―) | OB訪問の新しい形
◾️ VISITS OB
◾️ 内定にコミットする就活サービス|ジョブコミット
そもそもOB訪問とは?定義やその必要性を解説。
就活を終えたわたしが考えるOB訪問の定義とは、
「会社説明会や面接の場では聞き切れなかった情報を知るための一手段として、実際に働いている社会人を訪ねて話を聞くこと」
ということです。
OB訪問は、必ずしなければならないものではない。
よく「OB訪問しなかったら選考で不利になる」といったことを耳にしますが、これはほんの一部の大手企業のみに言えることです。
大切なのは、いかに数多くのOBに会いに行けるかではなく、いかに納得感をもって内定先を決めれるかということです。
手段と目的を履き違えないようにしましょう。
「OB訪問=自分の大学出身のOBを探さないといけない」は、間違い。
よく「自分と同じ大学出身のOBOGを探して訪問しなければならない」と誤解する人は多い気がします。
わたしも最初は誤解していましたが、決してこのような括りは存在しません。
繰り返しますがOB訪問の目的は、自分が気になっている業界や企業の情報収集をすることです。
出身大学に限らず「OB=働いている社会人なら誰でもOK」と幅広く捉えておいても問題ありません。
OB訪問で聞いておくといい質問群 3選
OB訪問で質問する内容に関して、基本的には、会社説明会や面接の逆質問で聞き逃した情報や、もっと深く聞きたいと思った情報をキャッチアップしていくスタンスでいいと思います。
以下では、OB訪問でわたしが実際にしていた質問をざっくり「群」として分類したものを紹介していきます。
① 福利厚生の詳細について
OB訪問の場で「この就活生は、我が社に合っているか否か」といったジャッジがなされる可能性は、かなり低いです。
よって、勤務時間や給与や産休制度といった、会社の福利厚生の詳細や実態に関する情報を前のめりに聞くことができるチャンスの1つであると言えます。
しかし、ジャッジされないからといって福利厚生のことしか聞かないのはナンセンスなので、一定の礼儀を忘れないようにするべきです。
② 仕事内容の詳細や、やりがいを感じていること
説明会や面接の時に聞き逃したことや遠慮して聞けなかったことを、この場で聞いてみることをおすすめします。
実際に働いている人の生の声を聞くことで、企業理解が深まったり、自分自身が働くとなった場合のイメージをより具体的にしやすくなります。
③ 就活時の志望動機
当たり前のことですが、OBの方々は全員、過去に会社の最終選考まで突破している人たちです。
彼ら彼女らの志望動機を聞くことで、自分自身の志望動機をブラッシュアップさせることができるため、合格可能性が高くなりうると言えます。
しかし、全パクリするのは、結局自分のためにはなりません。話を聞いた上で参考になりそうな部分だけ吸収していくスタンスがベストです。
就活のOB訪問で、おすすめのツールや方法4つを紹介。
時代に見合ったサービスを駆使していくことが大切だよ。
「キャリアセンターに行ってOBを探す」というのが、OB訪問の旧来の当たり前でした。
しかし現在では、OB訪問にも様々な形式が浸透してきています。
以下では、わたしのおすすめのOB訪問のツール・方法を、4つ(順不同)紹介していきますね。
① ビズリーチ・キャンパス
株式会社ビズリーチが運営しているサービスで、自分の大学のOB・OGと直接繋がることができるサービスです。
現在対象の大学は、旧帝大、その他国公立大一部、GMARCH、関関同立となっています。
わたしの大学は対象ではなかったため、実際に使うことはできませんでした。
OB/OGの方と直接のメッセージのやりとりや、訪問依頼を、すべてアプリ内で済ませることができます。
登録企業は、大企業が多めな印象を受けました。
登録者限定で、就活やキャリア選択に役立つイベントも開催されるようです。
わざわざ大学のキャリアセンターに行って、名簿からOBを探したり、電話をかけて訪問依頼したりしなくてもいいもんね。
対象大学の就活生はぜひこちらから無料登録して、使ってみてください。
参考: 同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」
② Matcher(マッチャ―)
Matcher株式会社が運営しているサービスで、ビズリーチ・キャンパスと同様、アプリ内でOB・OGとやりとりができるサービスです。
出身大学関係なく、広く社会人と繋がることができる点がかなりおすすめです。
サイトの見た目や構造が、かなりフランクです。
OB訪問に申し込むとなると緊張する人も多いと思いますが、サイトのコンセプトがフランクであることによって、申し込みの心理的ハードルが下げられていると言えます。
会社ではなく、個人単位で登録している社会人が多い印象です。
③ VISITS OB
VISITS OBは、ニックネームでも登録可能なサイトです。
プロフィールを入力することで、社会人の方から「いいね」をもらえたり、選考や座談会の案内が送られてきます。
記入した「自己PR」や「学生時代頑張ったこと」に対する反応がダイレクトに分かるところがお気に入りでした。
反応を見ることで、自己PRをブラッシュアップする場としても有効活用できます。
また、学生側から気になる社会人にアプローチすることも可能です。
社会人を「フォロー」して、相互フォローが成立した場合は、メッセージを送ることができます。
④ ジョブコミット
株式会社リアステージによる運営サービスです。
【省エネ就活】就活の情報収集におすすめのツールを徹底紹介 | 後編」の記事でも紹介しています。
わたしは、キャリアアドバイザーの方との面談で、自己分析の深掘り手伝っていただいたり、自分の就活の軸に当てはまる企業を紹介していただいていました。
業界・企業研究をするという目的からは少し遠ざかるように思えますが、現役キャリアアドバイザーの方がアドバイスをしてくださるので、自己PRや志望動機を練り直す良い機会になります。
特に「日頃、社会人の方と接する機会がほとんど無い」という人は、このような場を利用して社会人慣れをしておくことが、今後の選考をスムーズに進めることにも繋がってきます。
まとめ:効率的にOB訪問しよう。目的に合わせて最適な手段をとることが大切。
今回は、OB訪問の必要性やそのおすすめサービスについて書きました。これから就活をされる人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
OB訪問は必ずしもやらなければ不利になるという訳ではありませんが、情報収集の手段としては有効的であるといえます。
OB訪問サービスが気になった方は、ぜひ今すぐ登録して使ってみて、自分に合いそうなもの・必要そうなものを吟味してみてくださいね。
今回紹介した4つのサービスはこちら。
◾️ OB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」
◾️ Matchr (マッチャ―) | OB訪問の新しい形
◾️ VISITS OB
◾️ 内定にコミットする就活サービス|ジョブコミット
👆ひとまず上から順に会員登録して、実際に使ってみてください。
実際に自分で使って試してみることでこそ、自分に合う合わないを判断することができます。
参考: 「逆求人サイト」に登録すると、企業からスカウトが来る! 効率のいい就活をしよう
参考: 就活で資格は必要?ないと不利? 資格なしで内定獲得した私が、徹底解説。
他にも、わたしが就活を終えて感じたことをたくさん綴っています。等身大の目線で書いていますので、ぜひ読んでいってくださいね。
ともちん
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つまり、自分が知りたい情報をすでに得られている場合は、OB訪問は必要ないってこと?