「人はいつか死ぬ」という当たり前のことが、わたしは分かっていなかった。


 

 

見ての通り、タイトルが重めです。

いつも書いてる記事とは、雰囲気が全然違うな~と思われるかも。

 

 

自分の中でまだ上手く言葉にできていませんし、こうしてブログに書くべきなのかも悩みましたが、

「今」まさにわたしが感じていることを、これからもずっと忘れないようにしたいと思ったので、文字に起こして残しておくことに決めました。

 

「生や死」に関して、人それぞれいろんな考え方や捉え方があるとは思いますが、今のわたしのありのままの気持ちを綴っていこうと思います。

 

 

 

わたしの人生に影響を与えた人が、亡くなった。

 

就職活動の時に、わたしが出会ったとある社会人の方が、数週間前に亡くなりました。

 
(その人のことを、以降 Aさんと記します。)

 

 

 

青天の霹靂でした。

亡くなる前日までは、普通に元気だったそうです。

 

 

就活では何十人もの社会人の方と出会ったのですが、

わたしにとって、Aさんとの出会いは忘れられないものです。

 

 

Aさんと出会ったのは、わたしが就活の佳境に差し掛かろうとしている時期で、当時わたしはいろいろ悩むことが多かったんですよね。

 

わたしがAさんと実際に会って話したのはほんの数回ですが、悩みを真摯に聞いてくださったうえで、「今後わたしはどうしていきたいのか」ということを考えるサポートをしてくださりました。

 

「やりたいことが分からない」ということで悩んでいたわたしに、

もっとシンプルに、自分に素直になって考えてみてもいいんじゃないかな

と言ってくださったのもAさんだったんです。

 

Aさんがくださった言葉が、わたしがいろんなことを前向きに考えるキッカケの1つになりました。

 
( ☟この記事でも詳しく書いています。)

「素直に生きること」がわたしの人生のテーマ。

2017.11.28

 

 

訃報を受けて、最初は信じられませんでした。

「頭が真っ白になる」ってこういうことなんだ…って思った。よくわからない感覚。

 

でも、だんだん「本当なんだ」って実感が湧いてきて、暫く涙がとまりませんでした。

 

(上手く書けない…)

 

 

 

「生きていることが当たり前」だと思っていた。

 

就活が終わってからは、Aさんと直接は会っていませんでしたが、

「いつかまた改めて、近況報告や感謝の気持ちを伝えに行こう。」

そう思っていました。

 

「いつか」。

そう思っていたのは、

Aさんも、そしてわたし自身も、ずっと生きていることが当たり前だと思っていたからです。

 

 

「人生は一度きりだから、後悔しないように生きよう。」

「人はいつか死ぬか分からないから、今やりたいことは今やろう。」

 

今まで何度も耳にしてきた言葉たち。

自分で口にも出してきた言葉たち。

 

頭では言葉の意味を分かっていたつもりだったけど、実は自分事として捉えることができていなかったんです。

 

今のわたしは、打ち込めるものがあったり、信頼できる人に囲まれていたりして、

色々悩むこともあるけど、「それなりにしあわせ」だと思って生きていた。

 

 

でも、今回の出来事を受けて、わたしは盲目だったんだなって気づかされた。

 

 

自分も、自分以外の人も、今日も明日も明後日もずっと生きている。

だから、会いたい人には「今」じゃなくても会えるし、

やりたいことはたくさんあるし、思い続けていさえすれば、いつかそのうちできるでしょ。

 

悔しいし、認めたくないけど、

心のどこかでそんなことを思っている自分がいました。

 

 

 

会いたい人には、すぐ会いに行く。

 

「会いたい気持ちは山々だけど、ちょっと億劫だし、今はいいや。」

今までは、正直こんなことを思っていた。
 

でも、「いつか」なんて先延ばしにしてたら、その「いつか」は予期せぬときに突然なくなっちゃうんだってことに今回気づいた。

 

「会いたい」って直感で感じた瞬間の気持ちを大事にしたい。

お金と時間をかけでても、会いに行こう。

 

「いつかまた」が叶わなくなったときに後悔することだけは、もう絶対にしたくない。しない。

 

 

 

今この瞬間を、精いっぱい生きる。

 

「いつかまた」が通用しないのは、他人だけじゃなくて、自分自身にも言えることです。

 

こうして今わたしは生きていますが、

明日突然の交通事故で死ぬかもしれないし、

道中で通り魔に刺されて死ぬかもしれないし、

ある日突然不治の難病にかかって死ぬかもしれない。

 

「自分はいつ死ぬか分からないんだ」っていう当たり前のことが、今までは分かっているようで分かっていなかったけど、

今回あらためて「死ぬ」ということと向き合ったことで、前よりは自分事に捉えられるようになった気がします。

 

自分で言うけど、わたしは好奇心旺盛だし、次々やりたいことが出てくるタイプなので、

「やり残したことはもうない。いつ死んでもいいや。」ってきっと思えないと思うんです。

 

でも、少しでもその時の後悔がすくなくなるように、

「今この瞬間」やりたいと思うことに一生懸命でありたいし、

いつも自分の気持ちに正直でありつづけたい。ありつづけよう。

 

そう強く思いました。

 

「わたしらしく」、

毎日生きていることの喜びを噛み締めて、全力で生きていこう。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

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ともちん

都内のベンチャー企業で働いている社会人1年目女子です。 就職活動・大学生活・人生哲学を中心に、書きたいことを書きたいままに綴る雑記ブログを運営中。 時に悩みながらも、自分らしく前進していく人生の過程すべてをコンテンツ化しています。

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